9/11(水)
仕事。朝ごはんバナナと白湯。帰宅したら、ロボット掃除機が本棚に挟まっている。10回に1回くらい挟まってる。
近所のスーパーにバナナを買いに行く。秋の風。涼しくて嬉しい。バナナとチョコバナナアイスを買って、「袋はいらないです」と言った。ほんとは欲しかった。なぜ。
左手にバナナ、右手にチョコバナナアイスを持って。歩いて帰る。
Predawn 『紫陽花の庭』をずっと聞いてた。
悲しいことばかり寝ても覚めても
カラスの歌声に気絶しそうだ
雨の中思い出すあの頃ばかり思い出す
目を閉じても忘れぬ綺麗な嘘を吐く顔
9/12(木)
仕事。朝寒いのに、下着だけで寝てる。寝る前に「朝寒くて布団から出たくない度が日に日に増してる!そろそろ・・・どうかパジャマを着なさい・・・お前は」と思っている。
一度着てはいる。が、10秒後くらいに、めちゃくちゃ邪魔だ!むずむずだ!!となり、パジャマを放り投げてる。「そろそろ」の先延ばしを、懸命に頑張ってる。
職場。上司の方、電話のかけ間違い2回連続達成。「すいません、間違えましたー」が板についていますね。3回だとやばそうだけど、2回だと不思議と「そういうこともありますね〜」って感じになる。スーパー仕事術だ。『佐久間宣行のずるい仕事術』には、こういうことも入れてください。
文学フリマ札幌があることを知る。今年は行く。(こだまさんの本が買いたい)来年は、出展してみたいな。してみたい、というか、するんだって気持ちです、今。日記を本の形にして。たった一人にでも届けたらいい。どれだけ、嬉しいことなんだろう。
嘘日記を何となく始めてみた。誰かの人生の1日を、勝手に想像して書く。私の人生とは関係のない日記。楽しかったら続けて、飽きたらやめます。
9/13(金)
仕事。やっと金曜日、嬉しさしかない。友人と飲むので、定時ダッシュに向けて念密に調整してたのに、失敗。友人も失敗している。金曜の夜らしい粗雑なLINEのやり取り(絵文字、スタンプ、「!」等、一切ないやつ)で調整。疲れてる、お互い。
近所の焼き鳥屋で飲む。大学の頃一緒に働いていたパン屋潰れたけど、先輩の名前誰も覚えてないこととか。どうでもいいことも、真剣なことも、話す。
友「冷たそうな先輩が、辞める時に靴下くれてめっちゃ感動したんだよね。名前忘れたけど」
私「その靴下、今どこ」
友「ない。けど、捨ててないよ。」
私「宝物ボックスみたいな、棚あるよね。どこの家にも。そこには?」
友「ない。けど捨ててないよ。多分。」
ただあなたの生活の話が、愛しいので、という気持ちしかない。おもしろくて笑うことと、愛しくて笑うことは違う。
私は、その友人が真顔でぼーっとしてる顔がとても好き。職場では、ずっと頑張って、いつも笑顔でいるようにしてるとのこと。たまに疲れて、真顔になったら「真顔、怖いですね」って言われるらしい。理不尽極まりない。コピペ笑顔がどれだけ疲れるか、なぜ知らないで生きてこれたのか。
休日は寝てるとのこと。子育ても頑張りつつ。「趣味全然ないんだよね、寝るの一番好き」と言っていて。めっちゃ素敵な趣味だよ、寝ることは。
kiss the gamblerの「かっこよくなんかならなくていい」は、良い曲ですね。
君の言葉一番いいよ
誰にも変えられないで
9/14(土)
休み。朝ごはん、昼ごはん何を食べたか忘れた。前々職の同僚(もはや友人)が飲みに誘ってくれたので、電車で1時間ほどかけて、新卒のときに住んでいた街へ。
電車の中で、さくらももこ『たいのおから』の「ミーコのこと」を読む。
ミーコ(飼っていた猫)をぶっ叩いて、あげるはずのシーチキンを踏み潰して、「ほんと早く死ねばいいのに」とまで言い放ちながら、ミーコの死に対しての眼差しが、あまりにもさくらももこで。電車の中で泣いた。
ミーコがいなくなって、一ヶ月ほど経ったある日、私は座布団に一本、ミーコの毛がくっついてるのを見つけた。
手にとってみると、ミーコの複雑な毛色がたった一本の中に全部織り込まれていた。ミーコの色だ。ミーコはこの色の猫だ。
街につく。駅前のゲオが、白く塗装されていて、何だか哀しい。(昔は青だった。そこで初めてPS4を買って、ドラクエ11をやった。当時ストレスでよくトイレに吐きに行っていた上司もドラクエ11をやってた。どこまで進んだ?みたいな会話が朧げに立ち上がる。生きててください。)
二日連続で焼き鳥。男が集まると、仕事の超絶つまらない愚痴対話に一瞬でなる。永遠に無形文化財になることのない伝統芸能。
圧倒的にやめた方がいい風潮だとずっと思ってるので、意図的にどうでもいい話を振りまくる。「今自分の中で激アツな飲み物」とか。友人の彼女さんが「炭酸なら何でも好き。でもリボンナポリンとガラナの偽物はやだ。」と言っていて、本日のベスト回答です。拍手したかった。