日記

日々の記録

7月24日(日)

7月20日(水)

 「あなたは濃厚接触者です」と知人からLINEで報告を受けた。その報告を受ける前から、喉の違和感を感じていたので感染しているのでは?という感覚もあったが、いざ本当に感染するとなると妙な感覚だ。ニュースでは「過去最多の感染者数です!」とアナウンサーがしきりに喧伝しているが、その中に自分も含まれているとは。次の日に発熱外来に行くことに決め、職場にも連絡を入れた。体調は芳しくなかったが、Netflixで「ジェイコブと海の怪物」を観る。

 この作品は「戦い」をどう終わらせるのか、が主題になっていると思っていて、それは現状の世界への問題提起だと感じた。憎しみを憎しみで返すことは戦い続けるということだ。憎しみや暴力をどう別の形に転換するか。言葉にするのは簡単で、世界そんなに単純じゃない。でも、だからこそこういう作品が1人でも多くの人に届けばいいのになと思う。

 

7月21日(木)

 発熱37.5℃。午後一番で発熱外来へ行く。時間ぴったりに着くも、既に行列ができており番号札は20番だった。「あちらの待合室でお待ちください」と案内された場所でしばし待機することに。「待合室」とはお世辞にも言えないような、無理矢理パーテーションで区切られ椅子だけが置いてある空間だった。今にも倒れそうな人、子どもを抱えた人、ひたすら咳き込む人。野戦病院とはこのことか。

 PCR検査は鼻に長い棒を突っ込まれて、一瞬で終わった。その後オンライン診察を受け、風邪薬や痛み止めを処方され帰宅。検査結果は翌日に電話で来るとのこと。処方された薬は、ただ風邪を引いた時に出されるようなもので拍子抜けしてしまった。

 帰宅後はシンプルに具合が悪く、アマゾンプライムマーベラス・ミセス・メイゼル シーズン1を見始めたがあまり内容が入ってこなかった。主人公、なんとなく500日のサマーのズーイーデシャネルに似てる気がする。

 

7月22日(金)

 38℃。喉が猛烈に痛み、ほぼ眠れず。10時頃に病院から連絡があり「陽性」とのこと。ほぼ予感はしていたので淡々と受け入れる。もっと動揺した方がいいのかもしれないが、起こったことはどう足掻いても変わらないので無駄な反応はしたくない。などと格好をつけて書いているが、TwitterやLINEの履歴を見ると「陽性でした!」等と報告しているあたり、ちゃんと動揺してて心配もされたがっている。

 体調は悪化しているけれども、仕事に行かなくていいこの期間を無駄にするわけにはいかない!!という強い意志の元、Netflix「グレイマン」を観た。

 ライアン・ゴズリングクリス・エヴァンス脳筋で殴り合う映画で、療養中にはピッタリだった。いや色々考察できればできるんだろうけど、今の脳みそでは無理だ。

 あと恥ずかしながらアナ・デ・アルマスという女優さんを初めて知った。なんたる美貌よ!と思い過去作を調べてみたら、007のボンドガールだったり、ブレードランナー2049に出たりしてるんですね。(どっちも観てないのですが)

 

7月23日(土)

 療養4日目。38℃。喉の痛みも引き続き有。

 ひたすら布団の中で蠢いていたら、あっという間に夕方になっていたので「何かしなければ休日が!!(厳密には休日ではない)」という義務感のもと映画「ディア・エヴァン・ハンセン」と「ベイビーわるきゅーれ」を観た。「ディア・エヴァン・ハンセン」はミュージカル部分は最高だったんだけど、物語にあまり感情移入できず。ララランド製作陣!という謳い文句に期待し過ぎたのかもしれない。「ベイビーわるきゅーれ」はとてもよかった。アクションシーンは勿論のこと、あの主人公たち2人が部屋でダラダラしているシーンとかが本当に好き。

 あとはTHE BATMANを観た。3時間の新作のやつをアマプラで。陰湿な3時間だったけれど、ダークナイトやジョーカーにはない「現実味」を感じた。すぐそばにある「狂気」みたいなものが一番怖い。

 

7月24日(日)

 療養5日目。37.5℃。喉の痛み和らぐ。

食料品が底をつきそうなので、両親に頼み食料を入手。親に多謝。保健所から連絡があり、現場が大変なようで食料は5、6日後に届くとのこと。

 昼頃にベッドから這い出して、軽く食事。野菜ジュースと雑炊。喉に優しいものしか入ってこない。

 岸井ゆきのさんのエッセイをサラサラと読んでいたが、転職サイトからSPIを受験しなされと催促のメールが入っていたのでウェブで受験。参考書を1冊適当に回して臨んだけど、ボロボロすぎて颯爽とWebページを閉じました。人を数字で測らないでーーーーー!と切に願う。SPI滅びよ。

 残り少ない今日はNetflix「DARK」を観て過ごしたいと思う。久しぶりに日記を書けた。なんとか継続していきたい。