日記をつける

日々の記録

6/9(日)

 仕事休み。8時頃起床しバナナを食べる。少しぼーっとして10時から美容室へ。町田康の『宇治拾遺物語』を読みながら、パーマとカット。

 軽やかな下品さと町田文体に吹き出しそうになりながら、なんとか耐える。鎌倉時代の名もなき人たち、こんな面白い物語創作してたのか。

 セブンイレブンでチャーハンを買う。家にあったトマトジュースで昼ごはん。食べ終わったあと、ビックカメラにオブジェと化していたPS5を売りに行く。バイオだけやった。エルデンリングもゴーストオブツシマもデスストもホグワーツも、私にとってはあまりにも長い旅路でした。(それぞれの旅は1時間くらいで終わった)いつかドラクエ12はやりたい。また会いましょう。

 PS5とソフトを売ったら4万7千円ほどに。そのお金を握りしめ、ビックカメラを1時間くらい彷徨いたけど、何一つ欲しいものがなくて88円のミンティアを1つ買って退店。

 その後ヘアワックスを買いに札幌駅に。イソップ隣の雑貨屋さんに良い香りのものがあったので買う。いちじくの香り。なるべく無臭でいたいけど、好きな香りも纏いたい。店員さんも優しかった。チューブからワックスがドバッと溢れてしまい、あれまーとか言いながらティッシュをくれてありがとうございます。イソップは加工されたギラギラした上品さみたいな感じがとても苦手です。

 その後ジュンク堂まで徒歩で行き、カフェで熊代亨『人間はどこまで家畜か: 現代人の精神構造』を少し読む。その間にiPhoneの電源が切れて、少し落ち着くと同時に、買い替えるか、とも思う。数店舗周りiPhone見るけど、高すぎだ〜。

 帰宅後『寄生獣 -ザ・グレイ-』見た。爽やかに人の首がポンポンもげていくアクションシーンだけでも、もっとやってくれー!と思いながら見ていた。「望もうと望むまいとお前は独りじゃない」という最終話の言葉は、希望と絶望を内包していて良かった。

 それはみんなで一緒に頑張ってこ!みたいな無思考なものではなく。過去・未来の自分。亡くなった人。これから生まれる人。そして人以外の生命。自然。宇宙。あらゆることが連鎖して、最高なことも最悪なことも起こっていく世界を「独り」で生きていくことなんて、どだい無理な話でしょう、ってことなんだろうか。

 明日は仕事。スイカゲームをやって寝る。